飯田病院について

医院概要

医療法人名 医療法人社団高砂会
医院名 飯田病院
沿革 1957年9月 飯田耳鼻咽喉科設立
1980年5月 内科・神経内科・整形外科・理学療法科・放射線科併設、50床の入院病棟を開設
1981年3月 医療法人社団高砂会飯田病院に名称変更
1982年4月 入院病棟を120床に増床
1997年4月 療養病棟入院基本科の新施設基準を取得
所在地 〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田3-5-17
電話番号 028-622-4970
理事長 上野 恵子 東京女子医科大学卒業
元東京女子医科大学東医療センター放射線科教授、同病院長
元学校法人東京女子医科大学評議員、理事
院長 村上 泰之 独協医科大学卒業

理事長からのご挨拶

医療法人社団高砂会飯田病院は、父である先代の飯田弘道が昭和32年9月に設立した耳鼻咽喉科を母体とする病院です。昭和55年5月に内科を中心とした50床の入院病床を開設、57年4月に現在の医療療養型病床120床の体制が整いました。 当院は、宇都宮市の中心部、二荒山神社の東、赤門通りに位置し、長く地域医療に貢献して参りました。
近年、少子高齢化が進むなかで、高齢者医療を行う飯田病院の役割はさらに大きくなっております。入院されている患者さんはもちろんのこと、退院された方やご自宅療養の方など、みなさまが安心して生活できる環境づくりにも尽力していく必要があります。
さらに、生活習慣病への意識が高まることで、地域住民の方々の当院外来へのニーズも強くなってきており、そのための整備にもますます力を入れていかなくてはならないと考えております。
当院では、これらの要請に応えるために、現在病棟や外来の改修を行い、入院機能強化や、専門医招聘による外来診療の充実を図っております。さらに、大学病院や地域基幹病院や地域の診療所、施設との連携も進め、できるだけ早く、訪問診療や訪問看護など国の目指す在宅医療の体制づくりを行うことを計画しています。
それらを患者さんからの高い満足とともに実現するために、医療安全に留意し、当法人の理念である「誠心誠意」を軸に、「地域住民の健康で豊かな生活、そして病める方々への適切なケア」を行えるよう、職員一丸となって取り組んでいきたいと考えております。

院長からのご挨拶

高齢化が進む社会の変化に伴い、長期にわたり医療を必要とする高齢の患者さんが増えてきました。さらに核家族化により、ご夫婦のみで生活されたり、お一人で生活される高齢のご家庭も増えてきました。
もうすぐ3人に1人が65歳以上になると予測される社会の到来を目前に控え、これからの老後の生活に不安を感じる方も少なくないと推察します。
当院はそうした社会背景を踏まえながら、医療療養病床と外来の機能をもち、また在宅医療を進める診療所との連携を行いながら、安心して老後を過ごせる環境づくりのサポートをしたいと考えています。
当院の外来は、一般内科に加え、糖尿病、高血圧、そして漢方専門医、神経内科や整形外科によるそれぞれのニーズにあわせた医療を提供し、地域にお住まいのすべての年齢層の方々の日々の健康管理を行っています。
また外来だけでなく、急性期医療機関を退院後、当院に入院される患者さんの療養支援。さらに、自宅や施設で療養されている患者さんが不調の際は、当院に即時入院していただき、一定のケアを行い、状態が安定したのち地域に戻っていただく体制も作っていきたいと考えています。
当院は、外来・入院の両面において地域社会と密接な連携を図り、保健・医療・福祉・介護サービス等を統合的かつ一体的に提供することで、率先して地域包括医療の実現を目指していきます。 地域の皆様から信頼され、愛される病院としてますます発展できるよう努力してまいります。